江戸時代の浮世絵師『喜多川歌麿』。そして、歌麿が愛したまちとちぎ。
その時代の栃木の歴史や文化について、情報の発信・研究を行う拠点施設です。
とちぎ歌麿交流館では「歌麿と栃木」「蔦屋重三郎と栃木」「栃木町の移り変わり」の3つの内容について展示コーナーを設けています。
「歌麿と栃木」のコーナーでは、歌麿と繋がりの深かった通用亭徳成(つうようていとくなり)(4代目善野喜兵衛(ぜんのきへい))などの狂歌賛の入った栃木と関連のある資料を展示しています。
「蔦屋重三郎と栃木」のコーナーでは、これらゆかりの狂言絵本や狂歌本をご覧ください。
「栃木町の移り変わり」のコーナーでは、当館の会場であり、天明年間(1785年頃)よりこの地で呉服店などを営んでいた金澤家およびその周辺の街並の変遷を、当時の写真や資料を中心にたどれるような構成となっています。
交流館の入口付近に江戸時代の江双紙屋の店先を一部再現しました。